白雉日報社公式ブログ

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不動産大手のリプラス東証マザーズ上場、代表姜裕文氏)が破産した。
同社はアセットマネジメント事業、不動産流動化事業に特化し
リプラス・リート法人も設立。2007年12月期に約351億2800万円にまで伸長していた。
ところが、不動産業界の環境悪化に伴う有利子負債の増加に耐えられず
破産手続きの開始の決定を受けた。負債325億7057万円。


この場合、会社を復活させようという目的ではなく
完全に会社を消滅せざるを得ない方法だから
清算が終了次第、リプラスという企業は消える。
だから、制限値幅が廃止され、今の株価から
突然1円になったりする。完全に紙切れ。
ちなみに上場企業の上場廃止は今年16番目。


さて、次の企業もまた衝撃的。


キャップ・王冠製造大手のナショナル・クラウンが9月24日
破産申請を行い、同日破産手続き開始の決定を受けた。
皆さんも、コーラとかビールの王冠キャップをご存知だろう。
普通なら道具を使って外すんだけど
歯で開けたりすると、ちょっとかっこいいんだよな。
子どもの頃は王冠を集めて遊んだもんだよね。
そんな企業が消えることになってしまった。
95年11月期には年売上高約54億7000万円をあげていたが
ビール向けの王冠の需要低迷やキャップ類の販売単価の下落などにより
2007年11月期の年売上高は約29億8300万円に減少。
また、粉飾決算を行い表面上は利益を計上してきたが
実際には毎年営業損失が生じており、過去3期だけでも合計約3億8000万円に達していた。