白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日はくもり。やや暑い。
あのですね、もう梅雨なんだなっていうのを
実感させる日だった。じめじめしてね、霧がすごかった。
そんな時に空気中にどれだけの水分が漂っているのかというのを
考えてみると、極めて息苦しいな。
宮城県内の今日の湿度は92〜96%てことは
霧の時の湿度は100%なので、霧の中にいるのと近い状況というわけだ。
不快指数は81から86で、「暑くて汗が出る」乃至「暑くてたまらない」
という状況。
しかしこんな時も、そよ風や扇風機を利用することで
不快指数を大幅に下げることができるという。
俺の場合、PCの廃熱で気温が上昇してそうだから
専用のクーラーが必要なようだ。



さて、以前から思っていたんだけど
何だか最近、眠りが浅くて日中眠くなってしまうので
仕事なんかにも差し支える。
そこで、何が原因なのか考えていたら
枕がどうも頭にフィットしないことに気づいた。
枕が小さい上に硬いんで、そこは改善しないとなと。
そこで、何かいい枕売ってるとこないかなと思って
家具・インテリアを販売しているニトリへ向かったのだ。
低反発まくらもいいが、羽根まくらも捨てがたい
しかしいかんせん、俺の頭は浅野さん並だということが
最近わかってきたので、大きいやつがほしい。
そこで中堅氏宅にあるでっかいクッション。あれを買おうと思った。
本棚とか、椅子も見て回ったが、あまりいいのがなかった。
家に帰って早速使ってみたが、これはいいな。
眠りが深くなりそzzzzzz.....


枕とは何のことかご存知だろうか。
枕の語源は「たまくら」で「魂蔵」と書く。
そう、魂が宿るところだね。だから人間は古代から頭を神聖視してきた。
例えば、今でも東南アジアでは子どもの頭をなでるのはご法度。
頭は魂が宿っており、そこをきちゃない手で触ると魂が穢れるからだ。
そのため、毎日頭を預けて眠る枕は、魂が保存される蔵といわれる。
睡眠はまた、魂の覚醒する時間ともいわれていて
寝ている間に魂があの世に行っていると真面目に主張した学者もいたほど。
実際に夢を見ている間、大脳が極めて活動的になっていることが明らかとなっていて
フロイトの報告では、それまで話すことができなかった外国語を
睡眠時に流暢に話し出したという例や、「邯鄲の夢」という故事成語
趙人がこれから死ぬまでの人生を夢の中で体験することを基にしてできた。
そういった夢を現実に反映させたいというのが
夢判断であり、また枕に蛇の抜け殻を入れるといった願掛けだった。
また悪夢を食べてくれるという獏の存在も夢の中では無防備である
人間の守護神であってほしいという願いだったわけだ。
思えば「エルム街の悪夢」もまさに人間の潜在的な恐れを具現化して
多くの人々の共感とトラウマを生んできた。
今や不朽の名作として知らない人はいないであろう。
かように、睡眠は人間の宇宙と申しても過言ではない神秘性と
可能性に満ちており、枕はそれらの蔵として極めて重要なツールであることは
間違いのないことなのである。