白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日はくもり。涼しい。
ここでも、本当は寒かったと付け加えておきたい。
実際寒くて、うちではストーブが復活し
コタツをしまってしまったことを後悔したからだ。


ところで今日、俺はまた変な夢を見た。
(どうせ、また更新していないんだろうなぁ…)
と、斎藤桃子さんのブログを開いたら
「病気がちだったため声優を引退します。皆様には大変…」
の一文だけを発見した。俺はその瞬間、世界が真っ暗になったと感じた。
突然の引退表明に、まさか、そんな…嘘だよね…と動揺を隠せず
2ちゃんねるなどのスレを見に行くと、やはり名探偵たちが
それぞれの持論を展開していた。
しかもその中に「自殺?」だの「メンヘル?」だの
無責任な言葉が飛び交っていた。だが、その可能性を考えると
俺はとても悲しく、この事態を正視することに耐えられずにパソコンを落とした。
次に目覚めたのがベッドの上だった。
あぁ…夢だったか。よかった。あんな元気な人がそう簡単に引退なんて…。
今はまだ仕事が少ないだけで、そのうちまたレギュラーもらえるよ…。大丈夫。
と、安堵のため息をはきつつ、ブログを見に行った。
「病気がちだったため声優を引退します。」
俺はまたしても絶望の淵に立たされたかのようだった。
次に目覚めたのはベッドの上。あの引退話が夢だったらいいのに…。
そう願う一心でブログを開いた。
そこにはいつもどおり、しずくちゃんのカレンダー紹介がトップに来ているだけだった。
結果として俺は夢の夢を見ていたわけだが
そのおかげで、贔屓にしていた声優さんの引退について考える機会を得た。
俳優とか女優、歌手ならいざしらず、声優さんの引退というのは一般的に早い。
例えばそれまでアイドルで売っていたが、若手から中堅へ脱皮に成功したら
それは息の長い活動になるだろうが、それでも贔屓にしている声優さんの引退というのは
俺が生きている間に必ず訪れる。
どうやら大切なのは、ファン1人1人の言葉であって
引退する最後の一瞬まで応援する気持ちを忘れないことだと思う。
引退するとわかって、だからファンをやめようとか
仕事がないからファンをやめようというのでは、当の本人があまりに気の毒ではないか。
仕事がない時こそ「○○の続編またやってください!」とか
「ラジオでのあの下ネタトークが好きです」とか激励して
モチベーションを上げることが大事だ。その一語一語が仕事獲得への第一歩なのだから。


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 06月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 06月号 [雑誌]

買いました。今月号はなかなか中国バッシングが多い中
ピュリッツァー賞の受賞記事などが載っていた。
どれもが、社会的な問題に光を当てて、何とか解決したい気持ちが伝わってくる。
特にワシントン・ポストの「陸軍病院に渦巻く帰還兵たちの不安と怒り」
これが最も考えさせられる。
これはイラクに派遣されて負傷して陸軍病院に送られてきたものの
その設備が劣悪で、とても酷いという話。国のために命をかけて戦った代償がこれか!と。
さて、わが国においてもこの声をどこかで聞いた覚えがある。
後期高齢者医療制度を導入した時、または今現在、聞こえている。
彼らもまた、若い頃は戦争に行き、または銃後の暮らしを支え
そして日本の復興に汗水垂らした人々だ。
どうやら日本もアメリカも、若くて元気なやつは喜んで使うが
老いたり、負傷したりして使い物にならなくなると金だけ取って適当に放置するらしい。
本当にこういうことがまかり通ってしまってよいのだろうか。
老害云々言う前に、彼らの生活を保障し、静かな余生を送ってもらうのが
私たちの義務であり、また私たちの老後もかくありたいと思うのではないだろうか。