白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

アホくさいことだが、載せざるを得ない。
サブプライムローンの問題で、アメリカの証券会社8社が蒙った損害は
実に8兆円に上ることが明らかになった。
サブプライムローンは、アメリカで大ブームの低所得者向けローンで
金利で変額型なのが特徴だ。「自宅を担保に銀行は多額の融資をするから大丈夫」
などと多少強引な勧誘で契約を結ばされた顧客も多かったが
後に住宅価値が下がり、追加の融資が困難となり。しかも金利見直しによって
何倍ものローンを払わなければならなくなった顧客が続出。
資金がショートすることで、自己破産する顧客が続出し、債権回収が困難となった。
それまでなら、損失は最小限に済んだはずだ。だが、世界に広まる危険性は以下にある。
対象が低所得者なので、信用リスクが高く
そのため、販売会社がリスクを分散するため、更に小口に証券化
様々な金融機関やファンドに対して販売しまくったことが被害が広まった原因である。


例えば、シティグループはトータルで64億ドルの損失。
続いてメリルリンチバンク・オブ・アメリカ
これね、信用リスクが高いどころか、回収ほぼ不可能だってことですよ。
これ素人の俺から見ても無理のある商品だと思うんですが
それをリスクをほとんど分析せずにファンドとか証券化に簡単に組み込むって
どういう神経してんだろうか。