白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日はくもり。やや涼しい。
さて、本日は朝っぱらから栗原市へ向けて大冒険の旅に出た。
今回は水先案内人にかえる氏が登場してくれました。
メインは細倉鉱山等。
参加者は中堅氏を団長とする、石仮面氏、ゐ氏、かえる氏。


まずは平成19年3月31日にて営業が終了した栗原田園鉄道の
細倉マインパーク前駅跡を視察す。
その近くには、細倉鉱山駅がかつて存在した場所があった。

かつて炭鉱夫や観光客で賑わった細倉鉱山駅跡。
今は来ない電車を未だに待ち続けているのだろうか。


ところで、本誌記者がまたしても事故に居合わせる。
事故現場栗原市若柳の見通しの良い緩いカーブ。
事故を起こしたのは某有限会社所属の大型トラックで
路肩に接触した後、電線を引きちぎりカーブを曲がりきれずに
ガードレールに衝突。そのまま水田に転落したと見られる。
同じく居合わせた仙台市内の会社員によると
「ブレーキの跡が見られないことや、カーブの状態から
運転手の不注意ではないか。居眠りも疑われる」と話す。
救急車や周囲の状況から、運転手の命に別状はない他
事故に巻き込まれた通行人や車はなかった。

大型トラックが水田に突っ込んだ現場。


その後、細倉鉱山へ向かう。
細倉鉱山は現在、採掘は行われておらず
細倉金属工業(三菱マテリアルグループ)による精錬のみ行われている。
その現場は一部「細倉マインパーク」として公開されており
鉱山住宅が「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」のロケ地として使用された。

山複に取り残された廃墟。鉱山事務所(入り口か?)と思われる。


鉱山住宅は、話題の映画ロケ現場ということもあって
観光客が多く訪れている。
だが、ちょっと待ってほしい。
文化財を保存し、活用することは確かに重要であるが
オーセンティスティーというと、極めて複雑な問題である。
このロケ地は、筑豊炭田のロケ地として当時の様子が再現されているが
しかし、ここは筑豊炭田ではない上に当時を再現したものと
当時のものがそのまま残ったものが混同して残っている。
それはさもついさっき設置したものを当時のものであると謳っているのと同じことだ。
当時はそんなものがなかったのに、あったものとして設置しているからである。
それは墨俣一夜城の天守閣と同じようなものであって
「細倉鉱山」として扱っていないのは、当時の暮らしを保存する文化財の基本に反している。
是非「細倉鉱山」として現存する鉱山住宅の維持を願うばかりである。

明らかに不自然な街並み。


さて、その後山武温泉 さくらの湯へ向かう。
これは荒舐沢ダムのすぐ側にあって、堤がすぐ側に見える。
放水されたらひとたまりもない。
山武温泉 さくらの湯は平日500円、休前日600円。
やや熱めだが、中には売店や休憩所もあり、充分楽しめる。
栗原市周辺に行ったら立ち寄ってみたいところだ。

ダム堤。かなりの高さで圧迫感もある。


その後、一関市内で焼肉を食す。
といっても、私は焼肉が嫌いなので、極めて野菜等。
にんにくの3年漬けが実においしい。
シャクシャクとした歯ごたえがあって、タレが中まで染み込んで
実に深い味わい。

にんにく3年漬け。


その後、かえる氏でいろいろして帰宅の途についたのだった。
中堅氏、お疲れ様。


☆本日の衝動買い

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