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小6男児、学校で自殺 宮城・富谷 3階から飛び降り
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/01/20070118t13032.htm


学校側は「いじめはなかった」としているけれども
子どもの自殺の動機ははたから見れば些細なものに映るかもしれないだけで
本人にとっては、とても重要な場合が多い。
それは子どもに限ったことではなく、大人だってそうだ。
例えば、仕事で失敗が続くと「俺って無能だな…」と思うようになるし
それを繰り返すと、最早思い込みでは済まされなくなってしまう。
まだ未成熟な子どもだったらどうだろう。
大人にはまだ方法は幾らでもあるが、子どもにはその方法は少ない。
本当に悩んでいると、相談もできないものだ。
特に知らない人に対してはそうだ。いくら「相談してくれ」といっても
見ず知らずのヤツに何もかもぶちまける人間なんていないさ。
じゃあどうしろといわれると、やはり家庭がよりオープンにならなくては。
子どもは信頼できる大人を探すこと。これが背中を押すきっかけになるはずだ。


だから「仙台でも…」といった問題ではないのだ。
地域で子どもが違うなんてことはない。同じ環境で、同じ教育を受けている以上
地元だからどうのこうのという話ではない。
この問題から避けてはいけない。現実を直視しなくては。