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硫黄島からの手紙」の公開がもうじき。待ちきれない!
西竹一男爵も出るんだそうだ。西中佐は、ロス五輪に馬術で金メダルを取った
世界的に有名な人だった。
戦車第26連隊の突撃の際に戦死したというのが有力だけど
西中佐はその前に戦死していたという証言もある。


ちなみに、栗林中将は硫黄島から宛てた手紙に
「小蟻退治にナフタリンをという話だが…」とか
「冷えないように腹巻、腰巻等をしっかりやり…」など
よくあるように「陛下の御為に皇国の興隆を祈って」なんて言葉はない。
家族の身を案じる手紙ばかりで、これが米軍を恐怖に陥れた指揮官の手紙なのだから
驚愕を隠し切れないわけです。
陣地視察も、中将は細いステッキを持って自分で車を運転するほど身軽な人だったそうです。
兵士とも普通に会話をするくらい気さくで、恩賜のタバコを貰った人もいます。
上官に敬礼もしなくていいって命令も出した人だからね。
それでいながら、陣地構築は細かい人だったそうだ。
高級幕僚も、事務処理なんかは後回しにして陣頭指揮に立て、とも布令している。
で、自身も兵士達と同じ食事をして、畑を作ったり、節水に努めた。
明日には死ぬかもしれない命なのだから、苦楽を共にして信頼し合おうということでしょう。
そのため、硫黄島では軍紀の乱れが一切起こらず
士気軒昂のまま米軍上陸を迎えるのです。