白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

というわけで、昭和21年(1946) の今日は日本国憲法発布の日。
戦争放棄
基本的人権の尊重
国民主権
を国民に確約。
戦争の放棄なんてのは世界稀に見る項目で
それを作ったのは民政局の素人だっていうんだから
逆にそっちのほうがいい憲法が作れるのかもね。


同時に、1949年の今日は湯川秀樹博士が
ノーベル物理学賞を受賞した日でもある。
湯川博士は、アインシュタインに憧れて物理学の道を進み
プリンストン大学アインシュタインと会った。凄い人だ。
湯川博士が発表した「中間子論」というのは
原子を構成する陽子と中性子の間には、中間子という粒子があって
その存在を提唱したのが中間子論。
何の意味があるのかっていうと
陽子の電荷は+、中性子も+なんだけど
そうすっと、お互いくっつくわけがない。
でも実際くっついているのはどういうわけだろうってのが当時はわからなかった。
そこで湯川博士は、実は陽子と中性子の力を抑える粒子が存在して
それがあっちこっちを行き来してて、それを介して2つはくっついているんじゃないか
そういう仮説を立てた。
実際問題、磁石なんかでもプラス同士は反発するけれども
無理やりくっつけようとすればできないことじゃない。
そいつがドンピシャリってなわけで、受賞と相成ったわけだけど
実は原爆を投下したのがアインシュタインの進言によるものだってんで
それはもう大変なことだったらしい。
湯川博士に会ったアインシュタインはとてつもない勢いで
謝ったそうだ。ナチが核実験をやってたから恐ろしかったって。
そんで、湯川博士被爆国の国民だし、アインシュタインと一緒に
核廃絶の運動を始めた。
いつしかそれに「原爆の父」ことロバート・オッペンハイマー
加わって、大規模なキャンペーンになった。


まったく、どっかの北の国に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいね。