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1942年の今日はアッツ島攻略の日。
アリューシャン列島攻略作戦の布石として
日本軍がアッツ島を攻略したわけですが
アリューシャンは米軍の基地があったといえ
極寒の地なので、正直戦略的に意味があったのかどうか。
ダッチハーバーを空襲しても、それほど戦果はなかったようですし。
というか、元々アッツ島は無人島。
ここに派遣されたのが旭川の山崎連隊（山崎保代大佐）というわけで
寒さには慣れているようですね。
で、後日譚があって、結局山崎連隊は玉砕してしまうんですが
その日、旭川の兵営に連隊が帰還したんだそうです。
進軍ラッパを吹いてね。
住民達はやんややんやの大騒ぎで、兵隊達を迎えたそうなんですが
兵隊達が兵営に入っていった直後に、連隊玉砕の報が入ったのだそうです。
そんなバカなってわけで
新聞にも載ったそうですから、有名な事件だったわけですね。
遠い孤島で、やっぱ帰りたいですよねぇ。
隣りのキスカ島にいた部隊は、その前に救出されました。
爾後、撤収なんてのはなくて、見捨てることしかしなくなったので
日本軍最後のヒューマニズムといわれています。