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内閣総辞職に当たっての内閣総理大臣談話



平成18年9月26日

 小泉内閣は、本日、総辞職いたしました。

 私は、内閣総理大臣の重責を担って以来5年5か月、日本を再生し、自信と誇りに満ちた社会を築くため、「改革なくして成長なし」「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」との一貫した方針の下、構造改革の推進に全力で取り組んでまいりました。困難に直面するたびに、「天の将に大任をこの人にくださんとするや、必ずまずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ。」との孟子の言葉を胸に、全精力を傾けてまいりました。

 就任当時、我が国の経済は低迷し、将来に対して悲観的な見方があふれていました。今日、日本社会には、新しい時代に挑戦する意欲と「やればできる」という自信が芽生え、改革の芽が大きな木に育ちつつあります。民間や地域の方々が「痛みに耐えて」改革に取り組んだおかげで、経済は着実に景気回復軌道にのってきました。様々な改革が、極めて困難との批判もある中で実現できたのは、多くの国民のご理解とご支持があったからこそであります。

 改革に終わりはありません。これからも新総理とともに国民の皆様が力を合わせ、日本の将来を信じ、勇気と希望をもって改革を続けていくことを願っております。私も、一国全議員として、我が国の明日への発展のため、微力を尽くしていく考えであります。

 これまでの国民の皆様の暖かいご支援とご協力に対し、心より御礼申し上げます。