白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日は晴れ。普通。
えーと、エロいのが仙台に遊びにくるというので
3日で飽きる仙台は脱出して、県北に行ってきました。
目下のところ、古川市大崎市になったり
小牛田町美里町になったり
もうわけがわからなくなってきます。


最初は涌谷町へ。
宮城県で県北といえば…涌谷には行ってもらわんと。
涌谷は亘理系の伊達家が治めていた地で
涌谷城は要害と称しておきながら完全に城。
一国一城令に反しているわけですね。
伊達氏の領有前には涌谷氏という大崎氏の氏族がいた
そうな。ということは、涌谷氏は最上氏の親戚?
城跡は石垣が地震ではらんでしまって、大騒ぎになった場所。
県考古学会でも救援活動云々で精力的な活動をやった場所です。
そこで石垣の時代やら産地やらを議論しました。


その後、天平ろまん館へ。
ここの裏側にある黄金産金神社は、天平年間の瓦が出土しています。
そしてそして、ここでは砂金がとれます。
我々は早速、砂金取りにチャレンジしたのです。
最初はねーなーねーなー思ってたけど
キラリと光るものが。キタコレ!!
実はここでは砂鉄もとれる。奥州産の蕨手刀は豊富にとれる
砂鉄がら作ったものである説が有力です。鉄鉱石がないからね。
その砂鉄も細かいけど、金は重いから砂鉄の下に潜っている。
砂鉄をうまく取り除いて、かつ運が良いと金にめぐり合えます。
コツを掴めばあとは時間の勝負。
隣ではエロがめんどくさそうにワサワサやっていました。
これは面白い。テレビなんかがよく取材にくるだけあります。
因みに記帳に「第一商品をよろしく」と書いておきました。


最後に名生城跡へ。ここは一般的に大崎氏の居城といわれている。
しかし、居城であったという文献はどこにもない。
中新田城が居城でったという説が有力です。
いつのまにか大崎氏の居城が名生城になってしまったのです。
しかし、土塁やら郭の保存状態が良い。
平城かと思っていれば、丘陵になっていたり
複雑な構造になっていました。


最後に大崎市教育委員会のY司のもとへ。
さぞかし寂しがっているだろうと思いきや
本当に寂しがっていた・・・・。
でも休日に地図を見て過ごすのはいかがなものだろう?