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昭和18年(1943) の今日、タラワ島守備隊が玉砕した日です。
タラワ島はギルバート諸島の小島で、柴崎恵次海軍少将が指揮する
第3根拠地隊。コンクリートで厳重に防備を施し、地下陣地を設え
迎撃態勢を整えた状態での上陸を迎えたわけです。
ところが米軍は百戦錬磨の第2海兵師団を中核とする18000人
激しい艦砲・爆撃にもかかわらず日本軍陣地の被害は軽微でした。
日本軍の戦法は上陸を開始した時に一斉攻撃する水際戦法が主流でした。
ところがです。これを乗り切られてしまうとおしまいなわけです。
米軍は大きな犠牲を出しながらも、この攻撃を乗り切りました。
後は日本軍のできることは斬り込み、夜襲のみ。
柴崎少将の自決をもってこの攻防戦は終了しました。
米軍死傷者約3300人。
日本軍生存者は146人。