白雉日報社公式ブログ

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今日は、ナチス・ドイツの戦犯を裁くニュルンベルク裁判があった日です。
リッベントロップ外相、ゲーリング空軍総司令官ら12名が絞首刑。
ヘス元総統代理ら3名が終身刑となりました。
因みにデーニッツ後継総統には禁固20年、シュペーア軍需相、ヒトラーユーゲント
全国指導者・シーラッハは禁固10年が言い渡されました。
ニュルンベルク裁判の内容に関しては、ゲーリングを主役とした映画
「ニュールンベルク裁判」があります。この映画は私も図書館で借りた
だけなのですが、絞首刑の瞬間までも再現されていて、細部に渡って
史実に忠実だった印象を受けました。当然、ゲーリングを主役としていますから
多少彼は美化されてはいますけれど。
現在のドイツ政府は、ナチス犯罪を無期限としています。従って
今頃ヨボヨボのおじいさんが「わしゃユダヤ人殺しの隊長だったよ」と出てきたら
逮捕されてしまうわけですね。実際、ドイツからアルゼンチンに、多くのナチス高官が
逃亡しました。1946〜74年までアルゼンチンは親ナチのペロン政権でしたから
戦犯容疑者の引渡しには絶対応じない。そこで世界に名高いモサドの登場です。
モサドイスラエル諜報機関で、主にホロコーストに携わったナチス高官の追跡を
行っています。だからアルゼンチンが身柄を引き渡さないのなら力づくで頂くのです。
つまり拉致ですね。ユダヤ人抹殺計画を進めていたとされる
アイヒマン少佐を拉致したのもモサドでした。
東京裁判ニュルンベルク裁判よりも重いと言われていますが
実際はどうなんでしょう。比較してみると面白いかもしれませんね。