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日本第一党東北地方の何でも屋さん。

「日本の権益守るため」 経産相東シナ海の資源問題で中国を直接批判
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20040611/20040611-00000047-nnn-bus_all.html

またしても中国と権益争いである。前回はロシアのシベリア油田
を巡ってだったが、今回はガス田である。
日本近海にはガス田が多く、その備蓄量は世界第2位と言われている。
そこで、東アジアにおける国際ガスパイプラインの建設構想が
検討されていて、エクソン(アメリカ)やSOCECO(日本)
シェル(イギリス・オランダ)、三井物産三菱商事(日本)など
が共同出資してサハリンから新潟・東京までパイプラインを伸ばす
方向となっている。
日本では、天然ガスは発電や燃料としての需要が多いが
欧米のように、大口パイプラインで直接輸入には至っていない。
そこで、このような事業が出てきたわけだが、中国はどうか。
昨今の中国における経済成長は無視できない存在となっている。
日本の対中貿易は米国を抜いて6万ドル(単位:100万ドル)
となっており、日本の高度経済成長並の経済成長率だという。
もちろん、中国側は手広くシェアを獲得する必要があるわけで
より慎重な対応が求められよう。