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熱心な人ほど要注意!?「保守疲れ」の怖さ


この菊地も、保守活動を始めて10年となる。

重鎮の方々には「何が10年ごときで」とお叱りをいただくかもしれない。

しかし、この10年本当に暗中模索。頭を捻って様々なことを考え

多くの仲間とともに歩んでこられたと思う。皆さまに改めて御礼を申し上げたい。

 

保守活動の原点「my日本宮城コミュ」

 

ところで、僕も最初から在特会にいたわけではなくて

my日本というSNSでの活動が原点であった。

全国的なSNSであったmy日本は、しかし宮城コミュにおいては

管理人が変わってから、しっかりした体制となり、勉強会や講演会を

広くやって、ご厚意で会場を提供していただいたお寺のご住職には

今でも頭が上がらない(といいつつ選挙の時にもつい甘えてしまうのだが)。

いずれにせよ、my日本宮城は緩いながらも多くの人が情報交換や交流のために

集まるサロンのような場所であった。

 

なぜ熱心な人ほど「フェードアウト」するのか

 

しかし、一生懸命愛国を叫んでいた人が、僕たちの街頭活動に参加していたかと思えば

次第に反応が鈍くなり、1、2カ月もすると全く参加することがなくなることがあった。

これは他の団体でもそうであるらしく、今でも人材には四苦八苦している団体は

少なくない。

それにしても、なぜ先月まで熱心に活動していた人がフェードアウトするのか。

僕たちはその原因を考えていたのだが。

ある時、管理人を務めていたTさんが言い出した。

「保守疲れしているんじゃないか」

それだ、と思った。熱心な人ほどその場は燃える。だから大言壮語もよくある。

その熱心さは、時間が経つにつれてだんだんと冷めていくのである。

有体に言えば「飽きて」しまうんじゃないかという結論に達した。

保守活動は、表に出る部分は少なくて、むしろ準備だの広報だの

手続きだのに時間と労力を使うことが多い。動画で見るエンタメ性と

裏方とのギャップに疲れる、ということもあるのかもしれない。

だからこそ、何年も続いている人はしばらくは大丈夫なのである。

 

長く活動を続けるための「秘訣」(?)

 

僕も人間だ。いつ「保守疲れ」するかわかったもんじゃない。

そこで、自分なりに気を付けていることは

・決して熱くなりすぎない

・街頭活動などには嫌々参加する

・ここぞ!という時は絶対に集中して最後までやる

・自分の時間を大切にする

である。自分の中で燃え上がる場合、できるだけ抑えるようにして

行動する保守運動をいつも辞めたいと漏らしている。

いずれにしても街宣なり講演会が始まればそれに集中するから

問題はないのであるが。

とはいえ、いつもダラダラしていると周りにも影響するし

結局実績もないまま終わってしまう。

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宮城県本部の女川原発視察の様子。活動に変化をつけるのも有効だ

私たちは公開質問状、抗議文、審査請求、住民監査請求…いろいろなアクションを

起こしてきた。その中には実際に成果に結びついたものもあり

我ながら自慢に思っている。こういう「必ずやるべきこと」には

集中し、自分が納得するまでとことんやるのである。

このように、メリハリをはっきり区別することで

スイッチのオンオフを切り替えることができ、「保守に疲れる」こともなく

これまで歩むことができた。

ただ、政治団体となると違う。選挙もあるし、それに付随する業務もある。

その中でも何とか自分の時間を確保することは気を付けている。

皆さんもよろしければご参考にしていただきたい。