思いが伝わる電報。ぜひフォーマルで活用を
先日、僕の人生の師匠であり仲間である方のご尊父がご逝去
なさった時、遠方ゆえ(北海道だった)葬儀に参列することができないから
代わりに弔電を打ったところ、後日ご本人より御礼のメッセージが来て
大変喜ばれていた。
弔電を打った人はそれほど多くはなかったということで
なおのことであったろう。
自分の思いを電報に乗せて
僕は電報を極めて愛好している。フォーマルな意思表示として
これ以上の贈り物はないと思っているくらいである。
特に重宝するのは弔事の時と、選挙の時である。
僕も選挙に応援に入ることがよくあるわけだが、どこかの選対本部に入ると
支持していても他所の候補者陣営にはなかなか行けない。
「体が2つあればなぁ…」と切実に思う時である。
そこで、支持している候補者がめでたく当選した時は
「お手伝いに行けず申し訳ない!」の思いを込めて必ず祝電を送るようにしている。
すると、後日お会いした時に「先日はご祝電ありがとう!」と
言っていただき、「選挙どうでしたか?」と入っていきやすいという側面もある。
手紙なども自分の思いを伝えるという面では良いと思うが
いかんせん、重すぎる。かといってメールやフェイスブックなどでは
軽すぎる。やはり電報に落ち着くのである。
厳しい慶弔のルール。これどうにかならん?
昔のように電信局に行くだの、電話しなきゃいけないだの
面倒な手続きは必要ない。それに昔と違い、今の電報はオシャレである。
ぬいぐるみがついていたり、線香や花がついていたり
ギフト的な商品といっても過言ではあるまい。
デザインも自分好みで決められるし、本当に便利になったと実感する。
しかし気を付けなければいけないのは、公選法に違反する可能性があるというもの。
例えば、葬式に香典を持っていく時は、必ず本人でなければならなかったり
香典は必ず現金でなればならない(線香などではダメ)。
弔電や祝電へのお礼状は必ず自筆をしなければならない
選挙区内の親族以外の供花・花輪を出すことはできないなど
せめて慶弔は好きにさせてくれよ!と思いたくなるくらいである。
しかしどうしても金銭がかかるものなので、その分政治家側も苦労しているのだ。
なお、NTTの電報申し込みサイトは登録しておけば
次からスピーディーに注文することができ、オススメだ。