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日本第一党東北地方の何でも屋さん。

ふくろう「我々はかしこいので」

実は本日、まちなかにできたというふくろうカフェとやらに行ってきた。
ふくろうカフェとは、ふくろうが店の中にいて、それを眺めたり
触れ合ったりしながらお茶を楽しむもの。
仙台の中心部には2店舗あるが、今日はふくろうカフェRickyというところに行った。
事前にどんなふくろうがいるのか調べていったが
ふくろうだけでなく、爬虫類やうさぎなどもいるとわかった。


さてどういうお店なのかなあと思ったら
カウンターが5席ほどテーブルが7,8席くらい。
で、その両側に止まり木が用意されていて、ふくろうがとまっている。
初来店であることを告げると、若い女性の店員さんが
慣れた口調でふくろうとのふれあい方や、注意するべき点を教えてくれる。
ここは、フリードリンク制、固定料金で、いつまでいても980円(税抜き)。
ふくろうは、オオフクロウ、メンフクロウ、ユーラシアコノハズク、ワシミミズクなど。
ヒルやうさぎ、イグアナ、ヘビなどもいてちょっとした動物園だ。
ふくろうの止まり木は人の胸くらいの高さなので、なでることもできる。
ただし、口元に近づけると噛まれるし、お腹あたりを触られると嫌がられるらしい。
一番いいのは頭を優しく撫でること。最初はおっかなびっくりだが
慣れるとかわいいものである。


店員さんに言えば、ふくろうを腕に止めてくれる。
ふくろうの爪は猛禽類らしく本当に鋭い。それで分厚い手袋を着用する。
僕が選んだのはユーラシアワシミミズクけものフレンズでは博士と一緒に
「我々は賢いので」「この島の長なので」と偉そうなキャラではあるが
実際はやはりでかいのだ。羽を広げると1メートル以上にはなるんじゃないか。


店員さんは本当に生態に詳しい。
そういえばサーバルは「夜行性だからね!」と言っていたが
ふくろうはどうなのだろうと聞いてみると
朝、夕、夜のパターンがあるのだという。
例えば、目が黒いふくろうは暗闇でも目が見えるようになっており夜行性。
オレンジ色の目であれば、日暮れの頃に活動を始める夕行性。
黄色であれば朝に活動する朝行性というものらしい。
ちなみに、他のフクロウが寄っていくと口を鳴らすことがある。
これは警戒している証なので、できるだけ他のフクロウを寄せないようにしているそうだ。
けものフレンズを見て来たんですよ」と言ったら
「そういえばフクロウのキャラがいましたよね!」と言っていた。
やっぱ知ってるんだろうな。客層も、女性が多いかと思いきや
半々くらいの割合だった。
こっちが気を遣って、あまりリラックスはできなかったが
ふれあいは楽しかった。また行きたいものである。
(ふくろうを飼うのは無理そうだなぁ)