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日本第一党選挙対策委員会委員長とかいろいろやっています。

国連「皇室典範を改正せよ」に怒りの声

国連女子差別撤廃委員会がわが国に関してまとめた報告書の中で
皇位継承権が男系男子だけにあるのは女性差別であるとして
改正勧告を盛り込んでいたことが明らかとなった。
産経ニュースなど複数のメディアが報じた。
わが国政府はジュネーブ代表部公使をして
同委員会に抗議し、皇室の歴史的経緯などを説明して
「女性を差別するものではない」と主張。
最終的に皇室典範のくだりは削除されたという。
菅義偉官房長官は、9日午前の記者会見で
「わが国の皇位継承については国家の基本的事項に関わることなので
国民のさまざまな議論を踏まえて検討していく」
と述べるに留まった。


当然、わが国の中では「日本を舐めるな」「国連分担金を停めよう」といった
反発の声を見ることができるが
そんな中で、政治評論家の石平氏が下のようなツイートをしている。

国連女子差別撤廃委員会が日本の皇室典範の「男系継承」を「差別」とする一件
数名の私のフォロア−が指摘しているように、この論理なら
彼らがローマ法王の「男系継承」をも問題視しなければならない。
ローマ法王の場合を無視して日本だけを問題視するのは、まさに「差別」そのものではないのか。
https://twitter.com/liyonyon/status/707404902549467138


まさに、痛快というべきであろう。
国連機関が一国の元首の継承権について口出しをするなら
世界的な宗教指導者こそ是正されるべきである。
だが、ローマ・カトリック教皇の継承権については
国連機関は何ら勧告も行っていないのである。
それどころか、東方正教会イスラム教にも何もなしである。
キリスト教では、聖書を経典としているが
その中には女性に対してこのような記述がある。
パウロからテモテへの手紙
「婦人が教えたり、男の上に立ったりするのを、わたしは許しません。むしろ、静かにしているべきです」
さらにイエスの弟子である十二使徒は全て男性である。
カトリック教会は、そに十二使徒の一人であるペトロを初代教皇としているため
歴代教皇は男性なのである。ただし、教会法では枢機卿の中からコンクラーベで選出する
ことが慣例となっており、女性は聖職者になれないという前提から
すでに女性が教皇になることは不可能なのである。
明らかに女性差別に満ちた教えではないか。
当社では、キリスト教に対して是正せよというつもりはないが
わが国の皇位継承が男系でなければならぬというのは、皇統の希薄化を防ぐ意味では有効であるし
外戚による権力の簒奪を防ぐ役割があるためである。
この伝統が2600年続き、歴史として確認できる範囲でも1500年は続いているこの慣習を
「差別である」と一方的に決めつけて廃止することは国家国体のあり方としてあってはならぬ。


さらにいえば、わが国が懇切丁寧に同委員会に説明したとのことであるが
国連の女子差別撤廃委員会というのは、そのあたりの歴史的事情なども
まったく知らないで差別であると断定したのであろうか。
実に稚拙で、無知で偏見に満ちた組織であると言わざるを得ない。
このような委員会が果たして本当に必要なのであろうか。
いずれにせよ、わが国の皇室に対して物を申す時点で
万死に値する事件であったといえよう。