白雉日報社公式ブログ

日本第一党選挙対策委員会委員長とかいろいろやっています。

「反ヘイト」のヘイトスピーチという現象

暴力や脅迫的行動で逮捕者も多数出している
過激派集団の旧レイシストをしばき隊(現、CRAC)に
参加している会社員の男性が、勤務先のセキュリティーソフト開発会社で
職権を利用してフェイスブックの個人情報を漏えいさせた疑いが
持たれ、それを巡って騒ぎとなっている。


事の発端は、イラストレーターのはすみとしこ氏が
難民や在日外国人の問題を風刺絵にしてフェイスブックに投稿
それに「いいね!」と評価した337人の名前や勤務先などを
しばき隊の会社員男性が
「はすみリスト」としてまとめ、インターネット上に公開したもの。
この男性はツイッター上で
「セキュリティー業界挙げて追い詰める」
スマホなら一発で抜ける」
「取引先の営業が共産で不在者投票したので多めに発注したる」
などと勤務先での職権乱用を仄めかしていたため
勤務先のセキュリティー会社には多数の抗議が殺到
件のセキュリティー会社は公式サイトに謝罪文を掲載し
「当該社員は退職しました」としている。


一方、男性が所属していた日本スマートフォンセキュリティー協会でも
声明を発表し、麹町警察署に相談を実施。今後警察の判断や指示に従い
本件の解明に努力していくという。
https://www.jssec.org/news/news20151105.html


この問題はこれだけに終わらなかった。
男性が、仲間だった女性に対して
ツイッター上で「ぱよぱよちーん」とあいさつしており
この男性は「ぱよぱよちーん」「ぱよちん」「ぱよぱよ」などと
呼ばれ、この事件は「ぱよちん事件」とさえ呼ばれるようになったのである。
はては、しばき隊と共闘関係にあった「ろくでなし子」氏も
「ぱよちん音頭でぱよぱよち〜ん」とツイートしたため
しばき隊関係者やSEALDs関係者らが大激怒
「バカ」「ゴミ」「クズ」「震えて動け」と罵詈雑言を浴びている。


これらのしばき隊の動きに対して
左派からも反対・疑問の声が上がっている。
水俣訴訟を担当し、朝鮮総連の顧問弁護士でもある
高島章弁護士は

「単に「論敵」をリスト化する、「差別者」をリスト化するだけなら
さほどの問題はないだろう。
しかし、あのリストの「目的」「効果」はそれをはるかに超えている。
https://twitter.com/BarlKarth/status/662855886772158464

と苦言を呈したほか、そのリストをもとに「自宅に遊びにいく」などの
脅迫まがいの行動についても多くのツイートで批判している。
それに対して、しばき隊の活動に長く参加してきた神原元弁護士は
高島弁護士と論争を行い、結果的に神原弁護士は懲戒手続きを行った模様である。
(なお、神原弁護士は別件で懲戒請求を起こされている)


また、山口貴士弁護士も

「ぱよぱよちーん」をRTしたり、パロディでぱよちん音頭を作っただけで
レイシスト呼ばわりされす。
理念的な規定であっても、ヘイトスピーチ規制を導入したら
自由にものを言えなくなることは明らかです。
ぱよぱよちーん騒動は、ヘイトスピーチ規制の危険性を教えてくれました。
https://twitter.com/otakulawyer/status/664268646429036544


と「ヘイトスピーチ規制」問題に切り込んだ。
しばき隊側にしてみればこれらの「寝返り」は
相当頭にきたようで、CRACでは
「こういうバカな弁護士を黙らせて「自由に」ものを言えなくさせるためにも
法律で何がヘイトスピーチかきちっと決めといたほうがいいですね」
とツイートし、公然と言論封殺を訴えた。
しばき隊の中心メンバーの野間易通氏もプライバシー保護について

氏名や勤務先がプライバシーだったら名刺交換して仕事できないだろ。
https://twitter.com/kdxn/status/661913856566886401

と謎理論を展開した。
あまりにも常識だが、あえて説明しておくと
名刺交換はあくまで直接知り合った相手やその企業に対して自分の身分を
明らかにするために渡すもので、それ以外の人物に漏えいさせる目的のものではない。
従って、当然プライバシーに当たる。
そのため、企業内でも名刺の保管は厳重にするのが当然だし
それをもとにリスト(物品の配布先や営業など)を作成しても
目的を終えれば速やかに廃棄するものであるというのは
当たり前すぎて、これを理解していない野間氏の社会経験を疑ってしまう。


さらに問題はしばき隊の各方面に波及。
高島弁護士の苦言に対して、しばき隊メンバーの「壇宿六」氏が
罵詈雑言を浴びせた。
曰く「弁護士の仕事やめてプロのハゲとして生きろクソ馬鹿ハゲ野郎」。
高島弁護士は、これに対して直接抗議。壇氏が新潟日報社の役職者であることを暴露した。
壇氏が謝罪の電話をかけてきたことや、ツイッターを削除したことなど
やり取りを事細かに「実況」。壇氏の過去ツイートが掘りかえされるにつれ
同氏の歪んだ言動が明らかとなった。
在日特権を許さない市民の会の女性参加者へのツイートでは
「お前の赤ん坊をブタの餌にしてやる」
「こいつを自殺させるのが当面の希望」
「お前とダンナ?うなぎの餌」
などと読むのもためらうグロテスクな表現を使い、ネットユーザーは憤慨。
さっそく新潟日報社に多数の抗議が行われている模様である。
あまりの内容に、さすがにしばき隊の擁護の声は小さく
リーダー格の野間易通氏でさえ「仲間っつっても会ったことすらない」と事実上切り捨てている状況だ。
高島弁護士の事務所には、壇氏が直接謝罪に赴いたようで
同弁護士もこれを受け入れたわけだが
それよりも過去のあまりに酷いツイートのため、もはや高島弁護士の手を離れ
右派左派問わず多くの人によって議論が展開されている。
中には「レイシストはヘイト発言をしちゃダメだが、しばき隊は差別しないのを批判するのは意味不明」と
それこそ意味不明な独善的理論を展開する人もいて、まさに百家争鳴だ。
とはいえ新聞社の、しかも役職者であれば、例え個人であろうとも
その発言内容には慎重を期すべきであろう。


とにかく、一連の「ぱよちん事件」は
単なる個人情報の漏えいに留まらず
しばき隊側がこれまで行ってきた
「気に入らないヤツはレイシストのレッテルを貼って手段を選ばず攻撃する」
という方法そのものに一石を投じる形となったのである。
もちろん、すでにその洗礼を受けている「行動する保守」側は
何年も前から、その方法を問題視していたのであるが
いわゆる左派陣営からも反対する声が出てきたことは大きい。
今後の「反差別陣営」がどのように改善されていくのか
それともさらなる先鋭化の道をひた走るのか、注目したい。