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内閣改造、河野太郎氏入閣に失望の声

安倍晋三首相は7日、公明党山口那津男代表と党首会談に臨み
内閣改造を行った。午後2時過ぎ、菅義偉官房長官が記者会見を行い
内閣名簿を発表した。
第三次安倍内閣の顔ぶれは以下の通り。


内閣官房長官菅義偉氏(留任、無派閥、神奈川2区5期当選)
副総理兼財務大臣麻生太郎(留任、麻生派、福岡8区11期当選)
総務大臣高市早苗氏(留任、無派閥、奈良2区7期当選)
法務大臣岩城光英氏(新任、元いわき市長、細田派、福島選挙区3期当選)
外務大臣岸田文雄氏(留任、岸田派、広島1区8期当選)
文部科学大臣馳浩氏(新任、細田派、石川1区6期当選)
厚生労働大臣塩崎恭久氏(留任、岸田派、愛媛1区7期当選)
農林水産大臣森山裕氏(新任、石原派、鹿児島5区5期当選)
経済産業大臣・林幹雄氏(新任、二階派、千葉10区8期当選)
国土交通大臣石井啓一氏(公明、新任、北関東ブロック8期当選)
環境大臣丸川珠代氏(新任、細田派、東京選挙区2期当選)
防衛大臣中谷元氏(留任、谷垣派、高知1区9期当選)
興大臣・高木毅氏(新任、細田派、福井2区6期当選)
国家公安委員長行政改革担当大臣・防災担当大臣
河野太郎氏(新任、麻生派、神奈川15区7期当選)
沖縄・北方担当大臣兼科学技術担当大臣・島尻安伊子氏(新任、額賀派、沖縄選挙区2期当選)
経済再生担当大臣・甘利明氏(留任、甘利グループ、神奈川13区11期当選)
一億総活躍担当大臣、拉致問題担当大臣
女性活躍担当大臣、少子化担当大臣・加藤勝信(新任、額賀派、岡山5区5期当選)
地方創生担当大臣・石破茂氏(留任、石破派、鳥取1区10期当選)
オリンピック・パラリンピック担当大臣・遠藤利明氏(留任、谷垣派、山形1区7期当選)


こうして見ると、前内閣に引き続き細田派が優遇され
その他の派閥も2人程度の入閣ということで
党内としては非常にバランスのとれた人事といえる。
ただし、山東派(旧大島派)からの起用はなかった。
一方で驚かれたのは、馳浩氏の入閣である。
「プロレスラー」のイメージが強い馳氏であるが
教員免許を持ち、文部科学副大臣自民党文部科学部会長を務めるなど
自民党きっての文教通。その経歴も、今回の入閣で知った人が多いようだ。


だが、失望の声を聞かれる。
河野談話」によりわが国の従軍慰安婦の強制性を認め
いわゆる従軍慰安婦問題の火付け役となった河野洋平官房長官
その息子である河野太郎氏の入閣である。
支那としての発言が多く目立ち、河野談話を擁護するなど
売国奴である」との評価が定着している。
その人物が国家公安委員長を務めるのは、民主党岡崎トミ子の二の舞を
演じるつもりなのか?というわけである。
もちろん自民党のことであるから、河野太郎氏を入閣させることは
保守派から大きな反発があることは予想しているはずであるが
どういうことであろう。
河野氏を入閣させることで、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ということであろうか。
いずれにせよ、今回の内閣改造について厳しい前途となりそうだ。