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狂犬と化したSEALDsにメディア、参加者もうんざりか

「もううんざりだ――」
記者の叫びが聞こえてきそうである。


10月2日付けの毎日新聞神奈川県版で「記者のきもち」というコーナーがある。
平和安全保障法制の反対派が、横浜で行われた公聴会会場周辺で
国会議員が乗った車を取り囲み「ノーパサラン」と叫んでいた。
記者が通行人に「ノーパサランってどういう意味ですか?」と
問われても意味がわかるわけもなく、調べてみてようやく
「奴らを通すな」という意味のスペイン語だと理解できたという逸話を紹介して
意味不明なシュプレヒコールが法案を考える通せんぼにならなかったか
と疑問視しているのだ。
それに対してSEALDs界隈は大激怒。「記者をガン詰めしたい」「顔洗って出直し」
と罵詈雑言をツイッター上で喚き散らしている。まさに狂犬のように
噛み付き放題だ。


毎日の記事ではあるものの、どうだろうか。
極めて当たり前の記事だったように思える。
例えば「NO WAR」が戦争反対だというのは誰でもわかる。
だが、スペイン語を知らないのがバカだというのは
傲慢というものではないだろうか。


安保法案が成立して以降、少しずつSEALDsに対する世間の見方は変わっている。
もちろん、彼らのバックにいるのは何者なのか
或いはファッショナブルな見かけとは裏腹に
その言動が極めて稚拙であることなどが知れ渡ってきたのであろう。
また、「若者が立ち上がった」と持ち上げてはみたものの
ワーワー騒ぐだけで、それほど利用価値は高くなかったともいえよう。
とにかく、メディアというのは実に飽きやすい。
絵にならないと知ったらすぐに手のひらを返すのがメディアである。
SEALDsは果たしてそこまで考えていたのだろうか。
また、SEALDsに参加していた人も、結局のところスポットが当たり
おいしい思いをするのは奥田愛基氏をはじめとする一握りの幹部だけで
あることがわかってきたようである。


「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」という有名な言葉がある。
組織が膨らめば膨らむほど、或いは活動する期間が長ければ長いほど
他者に対する接し方は丁寧に、そして壁をつくらないようにするのだ。
僕は在特会に入って、桜井前会長を通してそれを痛感した。
あまり桜井前会長を褒めることはしないのだが、桜井前会長の良さは
演説の上手さはもちろん、義理人情に溢れ、かつ人を大事にするというものだ。
どんなに僻地で活動していても人のことを忘れず
「◯◯さんをフォローするように」と
指示を出すかと思えば、街宣の際に人が足りなければ率先して雑用も行う。
すでに別れた仲間の尻拭いも行ってきたのは何を隠そう桜井前会長だ。
もちろん、あの立場にいれば敵も多い。人間的に嫌っている人も多かろう。
だが、彼以上のことをやってみよ、と言えば、真似できる人はいるだろうか。
確かに時代的には梟雄であったかもしれない。
しかし、仲間内では桜井前会長は偉大な指導者であり、また親しみやすい
兄貴分的な人であるのだ。
今の左派は、人同士のつながりや意思の疎通に致命的な欠陥があるように見える。
内ゲバを起こしやすいのはまさにそれであろう。
まずは、自分たちのリーダーはどういう人なのか、よくよく観察してみることを
おすすめしたい。