白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

共産党がオンブズマンに政調費返還請求を食らう珍事!

2012年4月〜13年3月の政務調査費のうち
違法な支出があるとして日本共産党仙台市議団らが7月2日
仙台市オンブズマンから支出を返還するよう請求する訴訟を起こされた。
今回提訴されたのは、8会派11人の市議で、共産党は619万1180円を
返還するよう請求されている。
全会派を合わせた返還請求金額は1億3000万円で
仙台市オンブズマンによると、市議が経営するガソリンスタンドから
高額な領収書が発行されていたり、実態が不明なものがあったという。
共産党オンブズマンから返還請求を受けるのはまれで
共産党仙台市議団は嵯峨サダ子団長名で訴訟に抗議する声明を発表
「支出の根拠や見解を提出してきたにも関わらず、提訴されたことは残念
法律にかかわる団体として決しておこなってはならない暴挙」と激しく非難した。


<声明>仙台市オンブズマンによる提訴に抗議する
http://jcp-sendai.jp/wp-content/uploads/2015/07/873bd740f7f006450e0fc7847694ad96.pdf


「政治とカネ」をめぐる問題は、何も国会議員に限ったことではない。
実は仙台市議会議員の議員報酬は約1738万円で
仙台市よりも人口が多い福岡市や広島市名古屋市よりも多いのである。
しかも、市議会議員は地域の中でも地縁血縁が大きく影響するため
会社経営者や団体役員を兼ねることが多い。
その中で、補助金支給を受けている企業からの献金の禁止や
外国人からの献金の禁止などといったルールがどれだけ
守られているのか。疑問に感じるのは当然であろう。
今現在、仙台市市議選の真っ最中である。
ぜひ、有権者の皆様は「政治とカネ」についても投票材料の1つにして
もらえれば幸いである。