白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

首相は国民の先頭に立つ姿勢を

本日は昭和の日である。
つまり、わが国の近代史の中でも
最も長く続き、そしてどん底と世界トップという
2つの大きなポジションを味わった昭和という時代。
これに思いを馳せ、これからの国家づくりに役立てようという日だ。


どん底といえば、当然敗戦直後である。
ポツダム宣言という条件を受諾したのだから無条件降伏ではない」
帝国陸軍100万は満州で健在だったし、南方地域も無傷だった」
と主張する人も多い。
だが、本土を徹底的に空爆され、世界トップ3といわれた海軍は
ほとんどが戦場の露と消えた。
国民生活は困窮を余儀なくされ、1945年のGDP(実質)は987.1億ドル
(1941年は2045.2億ドル)まで減少した。
キレイさっぱりに負けたのだ。
その後の高度経済成長もあり、1992年にはロシアを抜いて
世界第2位の経済大国となっている。
もちろん、その要因には外的なものも排除できない。
だが、根底にあるものは国民の勤勉さ、独特なシステム
その他多くの内的要因によるのものだ。
それは正に、明治維新後の目覚ましい国力の成長ぶりを
再現したかのようであった。
ジャパン・アズ・ナンバーワン」。これが表すとおり
わが国は世界を席巻していたのである。


今、わが国をとりまく情勢は、紛争、災害、テロリズムなど
大きく変動しつつあるのが現状である。
サヨクの電波な妨害にも負けず、集団的自衛権を明確にしたが
次回参院選ではまさに「改憲」を問う天王山となる。
時代の要請に応じ、必要な軍事力を持つことは当たり前のことである。
もちろん安倍首相にもそれなりの覚悟が必要になるだろう。
米国議会において、安倍首相は硫黄島の戦いについて言及し
司令官である栗林忠道大将の孫にあたる進藤義孝元総務相を紹介した。
栗林大将が「余は常に諸子の先頭に立てり」と訓示したように
安倍首相も支那への対決姿勢をはっきりとさせた以上
国民の先頭に立って号令をかける姿勢が問われる。