知られざるISISの統治方法
シリア・イラクで勢力を伸ばしているイスラム過激派組織ISIS。
同組織が掌握している、イラク第二の都市モスルに対して
イラク治安部隊や地元民兵、多国籍軍が攻勢を開始している中
ISISが４月10日には同国西部のアンバル州都、ラマディ市を一部制圧したと
複数のメディアが報じている。
ラマディ市は首都バグダッドから西におよそ110キロメートルの地点で
まさに同国での両軍の戦闘は一進一退といった様相を呈しているようだ。
ISISの装備は、主に小火器のほか無反動砲、迫撃砲などの火砲に加え
装甲車、ピックアップトラックを改造した戦闘車両がメーンとなっている。
貧弱な装備かと思いきや、イラク軍などから鹵獲した武器や
外国勢力からの流入もあり、その武器は豊富だという。
ISISの「首都」とされているシリアのラッカ県ではどのような暮らしが
なされているのか。
そんな実像に迫った唯一ともいえる番組が、VICENEWSだ。
英語だが、日本語字幕もついており理解しやすい。
（死体映像などが映るので、視聴には注意されたい）
なお、この取材に同行した広報担当のアブー・モサ氏は
欧米メディアの取材に応じたという理由で処刑された模様である。
