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在特会、桜井会長が退任の意向

在日外国人の優遇措置撤廃を訴える
在日特権を許さない市民の会在特会)の桜井誠会長が
16日実施の次期会長選挙に出馬せず、退任することを11日発表した。
後任は会長選挙を経て、筆頭副会長の八木康洋氏が就任する見通し。
在特会は、2006年12月、入管特例法の廃止などを目指して結成。
全国36支部、会員1万5000人を超える組織に成長した。
桜井会長は自身のブログで
「日本運動史上前例のない影響を社会に与えることが
できましたことは、自らにとっても誇り」と振り返った上で
「社会に変革をもたらすべく始まった運動であることを
考えるならば、内在的変化を促すことは避けて通れない」と
退任に至った考えを説明した。
八木副会長は会長選挙出馬にあたり
「入管特例法の廃止を実現するためには、我々自身が変化しなければ
なりません。社会環境の変化に適応するように自らの方向性を変え
そして社会環境を変化させるために自らを変えていく、そんな2年間に
したい」
と抱負を述べた。

これに対し、各団体は好意的に受け取っているようだ。



政教分離を求める会の瀬戸弘幸代表は自身のブログの中で
桜井誠会長時代とは全く違った『在特会』を作り上げるものと
思います。そして彼ならそれをやってのけると思います」
と歓迎の言葉を述べた。

また、俊傑憂憤の集いの渡邊喜楽集長も
桜井誠氏は保守系の歴史に名を残す数少ない活動家」と賞賛し
「新しい展開をぜひとも我々に見せて頂きたい」と
期待の言葉を寄せた。



ネット上では、桜井会長の退任を残念がる声が上がり
「今ニコ生見てるけど、すげー残念だわ」
「まだまだやれるのに」
とする一方
「次の選挙に出るんだろ」
「次世代の党が擁立しそう」
といった憶測も流れている。


さて、主筆であるところの菊地も役員であるから
何かしら所感を述べるべきだろう。
はっきり申し上げると、桜井会長の退任は惜しい。
しかし、当会の置かれた立場を考えると、これもやむを得ない
のではないかと思う。
桜井会長には「ぜひ名誉会長に就任を」と再三要請はしたものの
「ずるずる残るわけにはいかない」と断られてしまったのである。
もちろん、この後も引き継ぎ等で桜井会長は会の業務を続けて
いただくわけだが、その潔さやアッパレ半分、惜しい気持ち半分で
複雑な思いをしているのが本音である。
思えば、会長との出会いは平成22年の支部発足の時であった。
発足を記念して講演会を行うのに、わざわざ来仙していただいたのである。
その時に、仙台城を案内して
伊達政宗は武将としてだけではなく、政治家としても一流だった」
と評し、的を射た言葉だと思ったものだ。
動画で見る「闘士」でない時は、人間味溢れる一人のおっちゃん
という感じで、よく飲み、よく食べる親しみやすい人であった。
仁義に厚いのが特徴で、仲間がトラブルに巻き込まれた際は
できるだけ助けになるよう取り計らい、時には自ら足を運んだ。
3年前の8月15日、靖国前で反天連のデモへカウンターを
かけた際、僕が逮捕されたという情報が流れ
会長は先頭を切って救出に赴いたのである。
実際は誤報で、僕は現場にいたのだが
それを聞いた際、本当に感動した。
会長からは無茶ぶりをされたり、時にはふざけんなと思うこともあるが
4年間、在特会で活動してこられたのは桜井会長の人望に
よるものが大きい。
八木副会長が会長職に就任する見通しとなっているが
もちろん、八木副会長を支える意志は山のように動かない。
ただ僕の個人的な願いは、どういう形でも構わないから会に
残ってはもらえないかということである。
引き続き、働きかけをしていきたい。