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VAIOが設立、崖っぷちのソニーに活路は?

電気機器大手のソニー株式会社(東京都港区、平井一夫社長)が
5月14日に発表した決算で、実に89.4%の
減益を発表、2420億円もあった純利益が、わずか257億円まで減少した。
とはいえ、売上高は前年比14.3%増加の7兆7767億円で
決して悪い数字ではない。なぜ、純利益が大幅な減少となったのか。
セグメント別に見てみると
PC事業における損失がおよそ500億円広がり
モバイルプロダクツ&コミュ二ケーション事業は
750億円の営業損失(ただし売上高は4000億円近い増加)
ゲーム分野は81億円の営業損失(ただし売上高は2700億円の増加)
イメージング・プロダクツ&ソリューション事業(カメラなど)は
250億円の営業利益の増加(ただし売上高は150億円減少)
ホームエンタテインメント&サウンド(テレビなど)事業は
255億円の営業損失(ただし、売上高は2000億円近い増加)
バイス事業(電池、記録メディアなど)は130億円の営業損失
(売上高も500億円ほどの減少)
映画事業は50億円近い営業利益の増加で、売上高も1000億円ほどの
増加となったほか、音楽事業も130億円の営業利益増加し
売上高も600億円ほどの増加となった。
そして、「ソニーの稼ぎ頭」として知られているのが
金融部門である。営業利益が300億円ほどアップしたものの
売上高が100億円ほど減少した。
ソニーの場合、ソニーフィナンシャルホールディングスを傘下に持ち
ソニー生命ソニー損保、ソニー銀行を擁しているのだ。
金融業は、大規模なグループであればあるほど、収益面で安定する。
というのは、ローンや保険などでは必ずといっていいほど利用されるためだ。
また、今回の決算ではゲーム以外のコンテンツ事業の復活が目につく。
ゲーム事業はSCEソニーコンピュータエンタテインメント)が
行っており、PS4の失速とPCゲームの評価損が響いた。
また、SMEソニーミュージックエンタテインメント)の業績が
まさかの回復である。為替レートで円安が続いたため好転したと
いうが、やはり海外マーケットの好評が反映されたようだ。


そんなわけで、大ソニーはもはや影も形もない。
ソニーはPC事業から撤退し、投資ファンド
日本産業パートナーズが買収、7月1日株式会社VAIOを設立した。
資本金は10億円、社員数は240人で
社長にはソニーのトランスフォーメーションVPである関取高行氏が
就任した。日本産業パートナーズが95%、ソニーが5%出資。
本社は長野県安曇野市に置く。
新会社に移行してから、8月にさっそく新モデルを発売し
2シリーズ3機種を軌道に載せる狙いだ。
VAIOユーザーにとっては気が気ではないが
電機業界の巨人が再び復活する日が来るのだろうか。