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イオンモール、仙台市中心部へ

東北大学農学部の移転に伴う雨宮キャンパス(青葉区)跡地の
競争入札で、大型SC開発を手掛けるイオンモールが落札した
ことが明らかとなった。落札総額はおよそ220億円。
これは、同キャンパスの老朽化と東日本大震災により
移転を余儀なくされたために実施された入札で
敷地面積は9.3haと大規模な土地。
2月中に協定を締結し、取得時期は2018年2月の予定だという。


これにより、イオンは郊外のみならず中心部にも深く
入り込むことになり、中心商店街をはじめとする
仙台市都心部の商業関係者にとっては死活問題に
なることが確実視されている。


イオンは、これまで仙台市泉区に「イオンタウン泉大沢」
利府町に「イオンモール利府」、多賀城市に「イオン多賀城店」
をオープンさせており、まちなかにもイオンエクスプレスや
ザ・ビッグエクスプレスなど中小規模スーパーを出店。
仙台市南部の「あすと長町」地区には住友不動産とともに
用地を取得するなど、まさに破竹の勢いだ。


とはいえ、度重なる食品偽装問題や、イオンにおいては
プライベートブランドトップバリュ」の製品に
支那製が多く含まれるなどで顰蹙(ひんしゅく)をかっていることも
事実で、同社が日本回帰を狙おうというのならば
安全安心の製品展開が必要になってくるのも確かだろう。