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日テレがタツノコを連結子会社へ

日本テレビ放送網株式会社(東京都港区、大久保好男社長)は
1月29日、株式会社タツノコプロ(東京都武蔵野市、桑原勇蔵社長)
の発行済株式のうち54.3%を取得、連結子会社にすることを
発表した。
タツノコプロの持つコンテンツと、日本テレビの持つ営業力を
結合し、日本テレビのコンテンツリメイクのノウハウを生かして
企業価値を向上させるという。


日本テレビは、すでにアニメ映画「サマーウォーズ」などで知られる
株式会社マッドハウスを子会社化しており、アニメ制作2社を
傘下においた日本テレビの動向に注目が集まっている。


特に、タツノコプロが現在製作している「Wake UP, Girls!」は
山本寛監督がツイッター上で助けを求めるほど人材が不足している状態で
しかも、その作品の品質には賛否両論が飛び交っている。
関係者ですら「かなり厳しい」と漏らすほどで
ファンの間からも「この買収劇が制作に影響をもたらしているのでは」
と不安を募らせる声が上がっている。
企業価値を向上させるための今回の買収。
視聴者の不安を取り除くためには、グループを横断する
連携体制の強化が急がれていることは言うまでもない。