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戦車初め!

今年初となる、World of Tanksの話題でもしよう。
というのは、バージョンが8.10までいって
ついに日本ツリーがお目見えしたからである。

これが日本ツリー。予想通りの一直線である。
まぁほとんど自国産なので、鹵獲品で誤魔化している支那よりはマシだが。
レギュレーションは第二次大戦前後が基本なので、日本ツリーのtier10は
STB-1だ。これは74式戦車の試作戦車で、tier9が61式戦車となる。
間に合わなかったのか、入れる気がないのか謎だが
自走砲も可能だと思うんだがな。
4式15センチ自走砲なんかは、もろブルムベアじゃねって思うほど
自走砲なんだけどなー。

どこにいるかわかりますかな?ニンニン。
ウソです!単に溺れました。
崖のそばに隠れていた敵を体当たりで撃破しようと思ったら
それをジャンプ台にして海に飛び込んでしまったというわけ。
うまいこと死なばもろともにされてしまった。
腹を抱えて笑ったわ。

表記では「otsu」とされているので、「オツ戦車?」と見られがちだが
形をよく見れば、戦車をちょっとかじった人ならすぐわかる。
そう、これはルノーFTの発展型である、NC型だ。
それを帝国陸軍が輸入して、ルノー乙型と名づけた。
そのため「乙型」を文字っているわけである。
時速は18.5?と、とても遅い。
日本が誇る戦車指揮官、島田豊作中佐の活躍を描いた
「サムライ戦車隊長―島田戦車隊奮戦す」にも、この鈍重ぶりが描かれており
満州事変において、銃撃戦の時は部隊の前に出て銃弾の壁になってくれるが
敵が逃げ出して追撃戦になると、一気に歩兵部隊から遅れてしまうという歯がゆさが強調されている。
ちなみにルノーFTは、履帯の誘導輪を前面に出し、旋回砲塔を初めて搭載したという点で
戦車史に輝かしい技術革新をもたらした戦車である。
帝国陸軍をはじめとする列強各国では、これをベースにした戦車開発に力を入れ
第二次大戦は、形としては似たような戦車が勢揃いすることになる*1

*1:ただし、英国は戦車開発国という自負があるためか、マーク1戦車からずっと設計思想は変わらなかったようである。TOG重戦車やチャーチル戦車などは、マーク1に砲塔を載せただけじゃないかという指摘もあるほどだ