白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

のんのんびよりが、アツい!

今、「田舎」が注目を集めている。
アニメ「のんのんびより」の放送が始まってから
同作品は大きな人気を呼んでいるのだ。
のんのんびより」とは、田舎に住む少女たちが日々の生活の中で
ゆるゆるとした日常を描く「日常系」アニメ。
しかし、その背景は実にきれいで、「田舎あるある」も詰まっていると話題になっている。
仙台市内のアニメショップでは
原作コミック最新刊の6巻だけが陳列棚に置かれ、その6巻もまばらだ。
同店の店長は「凄い人気ですね。1巻からは在庫もなくて、6巻だけ置いてありますが
それもなくなりそうです」と驚きを隠さない。


他の地方の人はどうかわからないが
仙台は愛郷心が強いことでしられる。小学生のころから
仙台の地理、歴史、名産品などについて学ぶ機会が多いほか
地元の偉人や地域貢献活動に携わることも多く、地域へのアイデンティティーが
培われるのである。従って、生粋の仙台人は、お国自慢をさせると結構ムキになる。
また、都会と田舎が混在しているので、田舎あるあるネタも通用する人が多いのだ。
僕ものんのんびよりを見ながら
「ああ、田舎・都会論争はやったなー」とか「ボタン押さなくてもバスが止まるのはどこそこではあるな」
など思っている。背景もきれいだし、とても共感できる作品だ。


だが…。
仙台もそうだけど、ああいうとこって
結構閉鎖的なのではないだろうか。自分のコミュニティの中で
完結させちゃうから、外部の人には冷たいというか
そういうところもあるっちゃあるんで、それは僕も大きな課題だと思うんだが
まぁ、そんなの大人になってから考えればいいことで
子どもの時はそんなの意識しなかったし、無理に描く必要はない。