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世界時価総額、日米企業が躍進。支那は急落へ

10月12日付けの日経新聞に世界の株式時価総額ランキングが載っていた。
読んでいて、結構興味深かったのでご紹介したい。
ちなみに、時価総額はあくまで企業の価値を示す一部分でしかない。
どちらかといえば、売上高や経常利益などのほうが参考にあるとは思う。


1位 アップル(米、IT) 4331
2位 エクソンモービル(米、エネルギー) 3787
3位 バークシャー・ハサウェイ(米、投資) 2799
4位 マイクロソフト(米、IT) 2772
5位 ジョンソン&ジョンソン(米、日用品) 2442
6位 ゼネラル・エレクトリック(米、複合) 2432
7位 ウォルマート・ストアーズ(米、小売) 2407
8位 グーグル(米、IT) 2399
9位 シェブロン(米、エネルギー) 2347
10位 ロシュ(スイス、医薬品) 2324
11位 ペトロチャイナ(支、エネルギー) 2306
12位 中国工商銀行(支、金融) 2262
13位 ネスレ(スイス、食品) 2255
14位 チャイナモバイル(支、通信) 2245
15位 トヨタ自動車(日、自動車) 2203
(9月末現在、単位は億米ドル)


この数字を見れば、上位9社は米国の企業によるものだ。
一方、昨年に3,4,5位を独占していた支那の3社は急激に下位に転落。
昨年は27位に留まったトヨタは、今年で15位に急伸した。
支那を代表する3社だが、この不調はどういうことだろうか。
明らかに株価が下落傾向にあることを示している。
上海総合指数も、2100前後まで下落、11月に入ってからはずっと下降の一途だ。
支那に対する投資熱が一服しただけでなく、政情不安への
リスクの高さが資金の引き上げを生んでいるともいわれる。
日本国内では、アベノミクスの効果もあり、製造業やIT産業を中心に株価が上昇。
ソフトバンク三菱UFJフィナンシャルグループを上回る場面もあった。
堅調に底上げが進む日本経済。その資金が消費に回されるよう、さらなる矢を期待したいところである。