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ケネディクスがグループ再編へ

不動産投資を手掛ける、ケネディクス株式会社(東京都港区、宮島大祐社長)は
9日、グループ企業の再編に向け、一連の契約を行ったことを発表した。
現在、同社グループに属している投資・資産運用会社はケネディクスを中心に
ケネディクス・アセット・マネジメント株式会社(資産運用)
ケネディクス・オフィス・パートナーズ株式会社(オフィス系資産運用)
ケネディクス・レジデンシャル・パートナーズ株式会社(住宅系資産運用)
ケネディクス・レジデンシャル投資法人(住宅系投資法人
ケネディクス不動産投資法人(オフィス資産運用)
ケネディクス・アドバイザーズ株式会社(資産運用)
などがある。そのうちの大部分がJ-REITや私募ファンドを手掛けている。
そんな中、同社では組織再編を行うべく、準備を進めてきた。
概要としては、ケネディクス・アセット・マネジメントとケネディクス・アドバイザーズを合併し
ケネディクス・アセット・マネジメントを存続会社とすることで、投資部門を一体化するほか
同社を会社分割し、投資助言部門をケネディクスが承継する。


また、ケネディクス・オフィス・パートナーズとケネディクス・レジデンシャル・パートナーズ
ケネディクス・アドバイザーズを統合して、商号を「ケネディクス不動産投資顧問株式会社」
に変更、資産運用会社の一本化を行う。


これらにより、ケネディクスグループの不動産投資事業は
ケネディクス(投資助言)
ケネディクス・アセット・マネジメント(投資運用)
ケネディクス不動産投資顧問(資産運用)
ケネディクス・レジデンシャル投資法人(住宅系投資法人
となり、資産運用会社が一本化され、そこから各投資法人がファンドを運用することになる。
基本合意の効力は10月1日に発生する予定で、連結納税制度の適用も進めるという。


僕の大好きなケネディクス。昨年、レジデンシャルができたばかりなのに
グループの再編と、組織改革に躍起だ。デベロッパーでないこともあり
世間様ではあまり知られていないが、実はオフィス系の投資法人では最大手だったりする。
ところで、連結納税制度とは何かというと、親会社と子会社を一体の会社と見なして
まとめて納税する制度だ。その際、生じた欠損金というのが5年間控除されるなど
恩恵も多い。ただし、親会社が普通会社じゃないといけない、租税回避行為防止規定を
設定しないといけないなど、手間がかかってしまうこともあり
債務も引き受けなきゃならんこともあって、一概にプラスばかりともいえない制度だ。


また、株式を買うとするか・・・。