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マーケットの黒い動き

本日の東京証券取引市場は、高値が1万5007円、安値は1万3981円と
1000円以上の乱高下と、大波乱となった。
日経QUICKでは「投資家心理が引き続き不安定な中、株価指数先物への
思惑的な売買に振り回されて乱高下する展開だった」と分析している。
当然、昨日の大幅下げ幅を考えれば、今日の前場で大幅な値上がりによる
利確による売り、後場押し目買いとのもみ合いが続いたとの見方が一般的であるようだ。
ほぼ確実に、大人がいろいろと動いているような感じが板を見ていて思う。


この時期は、いろいろな業界や企業などで
総会が行われるシーズンだ。しかも、次々と買収防衛策の実施が行われている。
基本的に買収防衛策を実施する場合は、大株主への株式売却に制限をかけたり
いざというとき、背に腹は代えられないとばかりに株式の希薄化を行う場合が多く
既存の株主にとって良い結果にならないこともある。
最近では、投資ファンドサーベラスの西武への敵対的TOBもあったりと
なかなかマーケットでは、黒い動きが見え隠れする。
今あえて勝負に出る時機ではないのかもしれないな。