白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

日本エスコン、パチンコグループ代表で華僑総会役員に新株予約権

不動産分譲などを手掛ける、株式会社日本エスコン(東京都千代田区、伊藤貴俊社長)は17日
ライツ・オファリングにかかる新株予約権の行使について参加意向を受けたことを発表した。
参加意向を表明したのは、同社大株主の王厚龍氏、株式会社正龍アセットマネジメント
株式会社正龍アミューズメント、株式会社正厚レジャーおよび株式会社天満正龍の4者。
ライツ・オファリングは、新株予約権の無償割当のことで
通常の新株予約権割当と違うのは、既存の株主に対し行うということで
株式の希薄化を比較的抑制することができるというもの。
王厚龍氏は、パチンコ・パチスロホールを展開する株式会社正龍アミューズメント(大阪市中央区
などを傘下に持つ正龍グループの代表で、今回新株予約権行使に傘下意向を示した
4者はすべて王厚龍氏の影響下にある企業。大株主の立場にある同氏関連企業すべての現保有株式を合わせると
過半数に届く勢いを見せており、実質は王厚龍氏の支配企業という見方もできる。
現在、日本エスコンは分譲マンション「ネバーランド」シリーズを展開しているほか
商業施設のデベロッパーも務め、今年第1四半期は13億円の売上高、4.1億円の純利益を計上した。


さて、この事実は保守派からしてみたら由々しき事態といえよう。
前述の正龍グループは、不動産賃貸や開発のほかに株式会社天満正龍が
パチンコ・パチスロの大阪ホール5店舗を運営しているほか
株式会社正龍アミューズメントがホールの経営コンサル、遊技機の販売をしている。
そして、王厚龍代表はパチンコ事業者からなる大阪府遊技業協同組合の副理事長を務めた人物で
全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)の財務委員会委員を務めている*1
名前からしてわかるとおり、王厚龍氏は華僑であり、大阪華僑総会において
理事を務めている人物だ*2
わが国において、日本企業の役員に外国人が就任することについては制限がない。
だが、わが国の資源や環境を守るために、現在外国企業による水資源地購入などについて
規制が進んでいる。だが、このように役員ではなく、大株主として実質的に支配できる形に
なっているケースがあることも事実である。
特に、相手が不動産企業である場合、何らかの規制は当然必要になってくるはずだ。
読者の方は、ぜひこのケースについての是非を考え、行動に移してもらいたいものである。