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「人類は衰退しました」は被災地の側面か?

人類は衰退しました』の8巻だが
とりあえず読了。何だか最近、簡単な本ばかりしか読んでいないような。
ネタバレになるんで、細かくは書かないが
大変なことになったクスノキの里では、支援物資がたんまりあって
再建する気ほぼゼロという有様なんだが。
時期的に震災後の被災地の状況と重なる部分がある。
とりあえず、仮設住宅と支援物資で衣食住は困らないから
仕事する気がなくなる人が多くなったというのはかなり問題になったからだ。
それどころか、地震保険や見舞金などで、「震災太り」とまでいわれたものだ。
実際全員がそんなにひどいかというとそうでもないんだけど
側面の一つとして、復興が遅れた原因にはこういうこともあったよな…。
僕も、被災地に入っては
「余ってるから食っていけ」とごちそうになったこともあるし。


とはいえ、これは側面でしかない。
一番の問題は、復興予算のことだ。
これは皆政府に要望していたことなんだが
クソッタレな民主党政権では、そんな要望クソ扱いだった。
再起に燃えた人々が補助金申請に行き、あっさり却下された時の絶望ぶりといったらない。
絶対に忘れないぞ民主党


それはともかく、人類は衰退しました8巻。どーぞ。

人類は衰退しました〈8〉 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました〈8〉 (ガガガ文庫)