白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

ファンド オブ ザ イヤー2012の受賞ファンドが決定

金融情報業のモーニングスター株式会社(東京都港区、朝倉智也社長)が毎年主催している
「ファンド オブ ザ イヤー2012」の受賞ファンドが31日発表された。
国内株式型部門では、対象ファンド数が678本。
その中から頂点に輝いたのは、三菱UFJ投信株式会社の「日本株セレクト・オープン
“日本新世紀”日本株インカム・ファンド」。わが国の国内株式を対象としており
市場平均を上回る配当利回りを有する銘柄を厳選して投資を行うのが特徴。
また、国際株式部門では、対象ファンド数836本の中から
ピクテ投信投資顧問株式会社のピクテ・プレミアム・ブランド・ファンド(3ヵ月決算型)が受賞した。
そのほか、6部門において最優秀・優秀賞がそれぞれ30本選定された。
ただし、バランス型の最優秀賞は、該当ファンドなしとなった。
そのうち、三菱UFJ投信が高利回り債券型部門とオルタナティブ部門で4本を受賞し
フィデリティ投信株式会社が国際債券型部門、高利回り債券型部門、オルタナティブ型部門で3本を受賞した。
オルタナティブ型部門では、受賞した3本がすべてREIT不動産投資信託)で
毎月決算型や3月毎決算など、短期でコンスタントに収益が入る銘柄が人気であるようだ。


「ファンド オブ ザ イヤー」は、モーニングスター
より幅広い評価情報を提供することで投資に関する知識・理解を深めていただくことなどを狙いとして
毎年開催しているもので、12年で14回目となった。
同社が独自の定量分析、定性分析に基づき、2012年の運用成績が総合的に優秀であると判断したものについて
授賞対象ファンドを選定したという。


個人的には、モーニングスターはSBIグループなので
どうせSBI関係なんだろ?と思っていたが、さまざまな企業のファンドが
入っていて、非常に面白かった。
授賞対象ファンドについて、講評が見たいところだが
どうやら、それについて公表はしていない模様。
それから個人的な希望だが、ご当地ファンドについても対象としてもらいたい。
どこが成功し、なぜうまく運用できているのか?ということについて
他地域においてもビジネスモデルになり得るからだ。
現在、ご当地ファンドは鎌倉投信株式会社(鎌倉市、鎌田恭幸代表取締役)が
組成しているファンド「結い2101」がある。これは、地元のがんばっている中小企業を
応援しようと、資金調達の手段として運用しているもので
このようなご当地ファンドは、運用次第ではその地域そのものの発展につながるし
運用会社にとっても魅力的な収益源といえる。
世界規模で見ると、大きいとはいえないが、やはり気になる動きだ。