白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

沖野八幡神社へ

さて、本日はまた神崇連の活動をば…。
なぜ最近、やたら活動が増えているかというと
実は新しい地図を買ったからなんですがね…。
カーナビも今は非常に安価で手に入るので、買おうかなと思った時もあるが
ぶっちゃけそうすると、道を覚えなくなるんだよな。
そうすると、ここに何があってってのを覚えなくなってしまう。
なので、地図を買うわけだね。しかも1000円とかのではなく、3000円くらいの
詳細地図を。まっぷるとか。
そんなわけで、今回は若林区にありますところの沖野八幡神社に行った。
国道4号から沖野方面に入り、ガソリンスタンドの裏にある。
わかりにくいかもしれないが…。旧長崎屋の近くだ。

この鳥居は、極めて明神鳥居に近い八幡鳥居。
八幡鳥居は、明神鳥居と違い反りがあまりなく、直線なのが特徴だ。
これを見ると、若干反りがあることがわかる。
この神社の由来によると、創建は文治3年(1187)に沖野大膳が館を築いた祭
勧請されたのが始まりという。しかし、天正年間に焼失し、この地に遷座したと伝わる。
他のサイトでは、沖野氏=粟野氏としているが、粟野氏の居館として近くに北目城があり
粟野氏は代々大膳を名乗ったことによるものだろう。
少なくとも粟野氏は16世紀初めには、この地域を領していたから、沖野氏が粟野氏と関係のある
一族という可能性は高いだろう。
ところで、おもしろいのは、この神社の祭神は八幡神社によくみられる応神天皇だけではなく
天照大神も祀られていることである。通常は、応神天皇神功皇后の組み合わせだが
あえて天照大神にしたのは、家運長久を祈ってのことか。

境内には、鐘も配置されているほか、社紋が蓮華紋であり
神仏習合の影響が見てとれる。
ちょうど、松の内ということもあって、参拝客がちらほらといたし
社務所でおみくじやら、お守りを売っていた。