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いちよし証券、岩手県地場証券を合併

中堅証券のいちよし証券株式会社(東京都中央区、山崎泰明社長)は、1月9日
岩手県の地場証券、大北証券株式会社(盛岡市、大坪清彦社長)と合併することで
合併契約書を締結したことを発表した。
いちよし証券は、大北証券の株式を20.9%保有しており、持分法適用会社としていたが
岩手県での営業力を強化することを狙い、今回の合併となった。
2013年3月14日に効力が発生するもので、大北証券はいちよし証券に吸収され解散となる予定。
大北証券は12年9月末現在で、営業損失4600万円、経常損失4300万円と赤字になっており
いちよし証券が、岩手県に進出することでこの状態を改善することができるのか注目される。
また、株式交換により、大北証券の株式の約10%を保有する地元地銀
北日本銀行4.0%、岩手銀行4.0%、東北銀行2.7%)からの支援も期待できる。
10年に大北証券と資本提携を行ってから、東北に初進出となるいちよし証券だが
今後東北においてどれだけマーケットを開拓できるのか、注目したい。