白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

「ココロコネクト」騒動を考える

ココロコネクト」というアニメをご存知だろうか。
同名のライトノベルが原作で、今年の夏からアニメ化が開始されたのだが
このアニメの企画をめぐって、大きな騒動が発生している。
事の発端は、テーマ曲を担当した音楽ユニット「eufonius」のメンバーが
ツイッター上で、別のアーティストを中傷したことにより
同氏の過去のツイートが暴露。「ココロコネクト」の企画において
男性声優に対し、ドッキリオーディションを仕掛けていたことが明らかになったのだ。
しかも、合格したと思わせておいて、実は「宣伝部長」として
罰ゲームともいえる活動を行うことになってしまった。
この企画に対し「声優は芸人じゃない!」「イジメコネクトだ!」と非難が殺到。
著名作家も「あの人達は必死に役を取りにきている。相手をバカにすることだけは許されない」と
批判するツイートを寄せるなど、大きな騒ぎとなっている。
当の男性声優も、「酷い目にあった…」「今日という日を忘れない」などと
悔しい胸の内を語っており、企画の演技だったわけではなかったようだ。
最近、確かに声優が表に出るようになり、イベントなども頻繁に行われるようになった。
また、リアクションや会話がおもしろい声優は「芸人声優」といわれることもあり
時には「汚れ役」的な扱いを受けることも。
しかし、それらは本人・事務所の承諾を得て行われていることを忘れてはならないし
ある程度は節度を守って行われていることも念頭に置く必要がある。
いかに企業とはいえ、それを運営するのが人間である以上
やりすぎてしまうことや、逆に緩すぎて面白みに欠けるということもあるだろう。
まずは自らの過ちを認め、ユーザーの信頼回復に努めるのが責任というものだろう。