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日本第一党東北地方の何でも屋さん。

地震から1月…

今日は晴れ、やや暖かい。
なんと早いもので、あの忌まわしい大地震が起こってから
1カ月が経過した。長いといえば長いし
短いといえば短い1カ月。
1カ月でいろいろなものが復旧しはじめているのを見れば
わが国のインフラ整備もバカにはできんものがあるな。
とはいうものの、余震で震度6弱だったので新たに
どっか破損したり、復旧が遅れている部分があるようだ。
やむを得ないことではあるのだが。


さて、そんな中でいろんな地域で
被害がどれくらいあるのかっていう調査が行われているが
松島はあんまり被害は大きくなかった。
役場にお勤めの親王殿下によれば、土産物屋も
ぼちぼち開店しはじめているとのこと。
文化財も報道されているほどの被害は被っていない。
一時は「五大堂が流されて跡形もなくなっているらしい」という
噂まで飛び交ったが、杞憂に終わったようだ。
だが、観光で成り立っている松島はこれから厳しい道のりを
歩まなくてはならないだろう。養殖関連施設はもちろん
土産物屋もそうだし、宿泊施設もかなり落ち込むはずだ。
それらの補償はどうなるのか。
政府は当面の生活資金や、経営資金を融資しているが
店舗の被害が少ない場合は当然、融資可能な額は減る。
だが長期的な面で見れば、これら観光産業はじわじわと
経営が圧迫されていくはずなのだ。先を見通して
政府が旗を振って、復興のためにできることをやるべきなのだ。
例えば、復興キャンペーンということでDCの観光庁主催バージョンをやるとか
極端な話、国債の償還は被災地でしか使えない商品券とか。
バラマキだけが支援じゃない。政府はきちんと知恵を出してやるべきだろう。