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若林・宮城野海沿い周辺

さぁそんなわけで、久々の神崇連活動報告です。
基本的にこれまで行ったことのない神社しか載せてないんです。
てことは、ほとんど小さな兼務社しかない。
でも神社に大きいも小さいも関係ないね。よし行ってみよう。


最初に行ったのは吉窪神社。
これは海岸公園の近くで、狭い道路を入っていかなきゃいかん。
結構見つけるの難しいかもしれない。

鳥居は典型的な明神鳥居。あんまり反りが深くないので
八幡鳥居にも似ている。
この神社は、社伝によると建久年中(1190〜1198年)の創始とされ
正一位吉窪大明神と称した。
祭神は豊玉姫命倉稲魂命で、稲荷神社系の神社だ。

この社殿は、トタンか…と思ったが豪雪地帯によくある
雪避けの屋根かと思う。この中にはちんまりとした本殿があった。
しかし、稲荷神社系だけど吉窪神社というのはどういう由来だろう。
ちょっと調べてみたが、よくわからなかった。


お次は天照皇大神宮。ここは吉窪神社から近く
海岸公園に行く途中にあるけど、いかんせん小さい神社なので
見逃してしまうかも。

この神社は、これまた社伝ではあるけども
慶長2年(1597)郷土の人が伊勢神宮を参拝し
天照大神を分霊して、南蒲生一円の鎮守さまとして崇敬されている。
鳥居は外宮鳥居または伊勢鳥居で、伊勢神宮の外宮である豊受大神宮の鳥居に
用いられている。
従って、伊勢神宮系に忠実な様式である。

これも社殿が覆われている感じなんだけど、拝所まで
奥まっているのが特徴。


お次は湊神社。若林区荒浜にあるこの神社は
荒浜小学校のすぐ近くにある。
これまた狭い道路を入りこまないといけないので迷うところ。

典型的な明神鳥居。
正直、創立年代その他すべて不祥。
だが、ここも正一位湊大明神とあることから
稲荷系の神社と思われる。

しかし、こじんまりとしながらも
綺麗に作ってあるのは感心する。
集会所もあるし、この地域のコミュニティスペースになっているのだろう。
本来鎮守様とは住民とともにあり、人と人とを結びつける役割を
結果的に担ってきた。地域づくりの良い点の一つだ。