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酒田市周辺の神社を巡ろう!

久々の神崇連。新しい神社に行けば
それが活動になります。というか
まぁ個人的な趣味。
今回は酒田ですね。時間があれば遊佐までいきたかった。


最初は八幡神社。酒田みなとIC降りて
東へずっと走ると着くのでわかりやすい。
ここは以前八幡町で、地名の由来となった。

珍しい鳥居に瓦屋根が。
この神社は、一条八幡神社というて元慶2年(878)に
出羽郡司となった小野良実が石清水八幡宮から勧請したのが
始めてと伝わっている(諸説あり)。
良実の娘が小野小町であるが、小町が当時の天皇の寵愛を
失い、追われるようにしてこの地に戻ってきた。
そこで意趣返しに、京都から一条の地名を持ってきたという。
であるから、京都には一条という地名がない。
これもまた、伝説の域を過ぎないのだが。
しかしながら、この地は蝦夷の反乱に悩まされていて
八幡宮は出羽総社となったわけだが、これは戦の神である
八幡神に戦勝祈願をしているためである。

ところで、なぜ一条という地名を持ってきたのだろう?
二条でも三条でも九条でもよかったのでは。
と以前から思っていた問題を宮司さまにお聞きしたら
「一は始まりの数字ですから、それを持ってくることで
 京には始まりがなくなる。それが狙いだったのでは」
ということだった。
一方で、一条にあった八幡宮から勧請したため、という説もある。
ところで、この神社には瓦屋根が見られて神仏習合の跡が見られる。
八幡神は、自ら仏法の守護神となった点で習合の仕方が違う。
八幡神真言宗日枝神社天台宗
いずれも密教という点で共通している。
あ、そうそう。ご朱印もらえました。




次は仕事終わりに。
もう夜だね、酒田市の上日枝神社です。
ここは駅前にあって、道は狭いけど境内は結構広い。

この神社は、上日枝神社と下日枝神社
とセットになっている。もう一社は山王地区にある。
北と南で地区がわかれているためだ。


ここでもご朱印もらえたよ。