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紳士服のコナカ、赤字転落へ

紳士服大手の株式会社コナカ(本社神奈川県横浜市、湖中謙介社長)
は8日、業績予想の修正を行い、連結ベースで経常利益が
11.6億円の黒字から26億円の赤字へ転落する見込みであると発表した。
営業利益は7.3億円の黒字予想から5.1億円の赤字に転落する見込み。
これは、期中の37店舗撤退による売上高減少のほかに
デリバティブによる評価損28億円が計上されるため。
円高の影響は同社に深刻な影響を与えたことは間違いなく
今後の通貨レートの動き次第では評価損が広がる可能性もある。


デリバティブとは、金融派生商品のことを指す。
今回の件は、外国為替のことを言う。本来金融商品には
市場リスク、為替リスク、信用リスクがある。
しかし、それ以外にも天候によるリスク、或いはカントリーリスクも
ある。わが国になじみのあるデリバティブというと
先物取引がある。これは、実際に物を売買する現物取引と違い
来年の売買を今行ってしまうというもの。
商品は、天候やその年の需給関係によって価格が変動しやすいが
その価格を前年に決めてしまうことで、大幅な価格変動を抑えようという
目的で行われていた。しかし、それが逆に投機的な商品となってしまい
結局は投資家の間で利ざやを稼ぐことを目的とするものとなってしまっている。
また、オプション取引のように売買する「権利」までも商品となっている。
ここまでくると、デリバティブがいかに複雑で、危険なものかおわかりいただけると思う。
これを生み出したのが金融工学を専門とする連中で、極めて難解な
方程式の中で考えられたものだから、投資家はもちろん専門家でさえ
正確に説明できる人は少ないのではないだろうか。
「わからんことには手を出すものではない」
まさにこの業績予想の修正が物語っているようである。