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日本第一党東北地方の何でも屋さん。

モチベーション3.0とは

今日はくもり。やや涼しい。
本当にややですよ。


さて、在特会の活動が軌道に乗り始めているのは
喜ばしいことだが、仕事も段々と次に向けて
忙しさが出てきた。何とか9月の初めは確保しなくては。


そういえば、今月のクーリエ・ジャポンに面白い記事があった。
クリントン政権でのスピーチライターだったダニエル・ピンチ氏
によると、今や労働というのは「モチベーション3.0」の時代
だというのだ。
どういうことかというと、原始時代に生存本能で狩猟をしたり
収穫をしたりしていたのがモチベーション1.0。
経済体系がしっかりしてきて、経営者がいて従業員が
給料をもらうために働いていたのがモチベーション2.0だが
それはすでに淘汰されつつあるという。
つまり、給料ではなく自律的、マスタリー(熟達)、目的
の3つが労働における重要な要素になるというのだ。
自律的とは、言うまでもなく自分で考え、行動する自由度だ。
マスタリーとは専門技術のことを言う。
これら3つの要素がなければ、これからの経営は成り立たないと
同氏は語っているわけだが、現在モチベーション3.0を導入している
典型的な企業でいえば、Googleが出てくるだろう。
同社では、「20%ルール」という制度があり
勤務時間の20%は本来の業務をしてはならないと定められている。
その時間は、頭をリフレッシュするなり、他の仕事をするなり
自由だそうだが、そのおかげで本来の業務への能率が上がり
イデアも出やすくなった。gmailが開発できたのも
そのおかげなのだという。
これは、実に良い方法だ。毎日会社に行くのが苦痛なのは
ルーチンをこなさねばならず、仕事に「飽きる」ということも
あるはずで、そうならないために変化をつけることや
楽しみを見つけることが大事だと思う。
モチベーションの重要性は坂本光司さんも提唱しているし
いかに経営者は従業員のモチベーションを引き出すかが
今後問われていくだろう。