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松島の日吉山王神社

松島町内には、神社自体あまり多くないんだけど
その中でも割と有名な日吉山王神社へ。
これは、伊達政宗公長女の五郎八姫の廟所も近くにあるが
意外と知られていない場所。

この神社は天長5年(828)慈覚大師が延福寺建立の際
その護神として近江坂本の山王社から分霊を受けたのが始まり
とされている。寛永17年(1639)にこの地に移され
何回かの改修を経て今に至っている。

この神社、日吉山王神社だが、鳥居は八幡鳥居みたいな。
社殿は珍しく神明造。さらに鐘があったり、板碑もあるし
相当、神仏習合だなぁと思った。
山王神社の場合、山王鳥居というて鳥居の上に合掌型の屋根?
がついているのが特徴。
今まで、そこまで忠実な神社は逆に少ないんだけど。
祭神は大山咋神で、山王神社神仏習合上、天台宗の守護神
とされているため、天台座主である慈覚大師が山王神社
建立したのはごく自然な流れであろう。