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アドアーズとネクストジャパンHDが合弁会社設立へ

アミューズメント大手のアドアーズ株式会社(東京都中央区、中川健男社長)と
レジャー施設を運営するネクストジャパンホールディングス(東京都中央区、藤澤信義社長)
は、合弁会社を設立することで契約締結したことを発表した。
設立する合弁会社は、合同会社ラグランジュマネジメント(仮称)で
両社がそれぞれ半分ずつ出資し、資本金は100万円の予定。
設立は6月21日を予定しているという。
ネクストジャパンホールディングスでは、アドアーズアミューズメントに
景品を納入しており、不景気により客足が遠のいている現状を打破するための設立。
主な事業として、アミューズメント事業以外の金融商品への投資を
行っていくとしている。
なお、アドアーズネクストジャパンホールディングスの持分法適用
会社(24.9%)であるため
設立会社は、ネクストジャパンホールディングスの連結子会社になる。


たしかに、現在のアミューズメント業界は極めて厳しい状況にある。
原因としては、不況であるということもあるが
当然、アミューズメントで過ごす絶対数が減ってきたことにも
原因がある。さらに、DSやPSPなど、携帯型ゲーム機も脅威だ。
なぜなら、アミューズメント施設ではオンライン対戦ゲームが
一時期ブームだったわけだが、DSやPSPでもオンラインプレイが
できる上に、wiiPS3、そして従来のPCオンラインゲームも
サービスが多様化してきており、場所が限られている
アミューズメント施設は、その点でかなり不利なのだ。
特に、設備投資費がかなりの額に上ることから
人気ゲームの導入を見送らざるを得ない施設もある。
ところが、それによってさらに客足が遠のき…という悪循環。
やはり、施設のサービスに付加価値を付けることや
メーカーも卸すだけでなく、どうすれば人が来やすくなるかというのを
一社だけでなく、その施設に筐体を卸している会社を巻き込んで考えて
いく必要があるのではないだろうか。