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神とは何か

今日は晴れ、暖かい。
昨日までの雪はどこへやら。
非常に良い天気で、雪なんてどこを見ても…
あるね。しかもカチンカチンになったのが鎮座なすっているね。
こういった雪も、我々日本人の間では信仰の対象となった。
或いは、雷なんかは、放電現象なんて知らないから
昔の人は「神様が鳴っている」というんで「カミナリ」となった。
じゃあ神様は何でもなれるんかっていうと
江戸時代の国文学者・本居宣長
「何にまれ、尋常(ヨノツネ)ならずすぐれたる徳(コト)のありて、
可畏(カシコ)き物を迦微(カミ)とは云なり」
と定義づけている。
この雪というのも、昔の人は何でこんな冷たいものが
降ってくるのか皆目わからず、カミとしたのであろう。
また、古代東北における蝦夷や異民族、異人種に対する恐れというのもあって
悪路王伝説はその最たるものといえるだろう。