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社格について

よく神社へ行くと、古い鳥居なんかに
「懸社○○神社」とか書いてたりして、なんぞこれなんて
思う方もおられよう。
これは、明治政府が太政官布令で定めた社格というもの。
要するに、この国家が神社を管理していきますよというものなのだ。
これをもって国家神道という説もあるが、まぁ終戦と同時にそれもなくなってしまった。
で、この社格制度だが

官幣(国幣)大社→官幣(国幣)中社→官幣(国幣)小社→県社→郷社→村社→無社格


こんな感じで社格がなされていると思う。
官幣社は皇室から幣帛を賜る。
国幣社は国から幣帛が出る。
県社・郷社に関しては、地方自治体から出たはずだ。
廃止されたとはいえ、宮司さんと神社の格式のお話をすると
「ここは郷社だから高いんだ」などとお聞きするので
あくまで、神社の格式の面では生き続けているのだろう。