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三菱ケミカルホールディングス、三菱レイヨンを完全子会社化へ

化学大手の株式会社三菱ケミカルホールディングス(本社東京都港区、小林喜光社長)
は11月19日、繊維大手の三菱レイヨン株式会社(本社東京都港区、鎌原正直社長)を
完全子会社とする方針を固めた。
それに向けて、来年2月上旬までにTOB株式交換の両方を行い
三菱レイヨン全株式の取得を目指す予定で、取得にかかる費用は約2000億円。
三菱レイヨンは、アクリル短繊維で国内首位、炭素繊維も2位のシェアを誇っており
09年3月期の売り上げは3450億円。
この完全子会社化で、三菱ケミカルホールディングスの売り上げは3兆円を突破し
旭化成の1兆5531億円を大きく引き離すことになる。
さらに世界シェアでも、デュポン(本社アメリカ)を抜き第6位に踊り出る。
三菱ケミカルホールディングスではこの完全子会社化を
グローバル化の展開、シナジー効果などによって売上高5兆円以上
営業利益4000億円以上を目指す」としている。