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御霊を騒がす64回目

今日は64回目の終戦記念日
例年のごとく、本日もまた日本武道館において
天皇皇后両陛下、戦没者遺族、麻生首相らが参列して全国戦没者慰霊祭が行われた。
天皇陛下は式典において、次のようなお言葉を述べられた。

本日,「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり,全国戦没者追悼式に臨み
さきの大戦において,かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い
深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来既に64年,国民のたゆみない努力により
今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが,苦難に満ちた往時をしのぶとき,
感慨は今なお尽きることがありません。

ここに歴史を顧み,戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い
全国民と共に,戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し,心から追悼の意を表し,
世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。

誠にそのとおりである。
我々は、先の大戦で亡くなられた軍人・軍属・民間人のため
追悼していかなくてはならない。
それはもちろん、日本人だけではなくて、当時は同胞であった朝鮮人将兵・軍属
勇敢に戦った台湾人、高砂義勇兵マニラ市街戦で犠牲になったフィリピン人
独立のため戦ったインド国民軍など、多くの地域から多くの青年が
日本に協力して一生懸命戦い、そして散っていったのだ。
これらの人々は等しく追悼されるのが礼儀というものだろうし
64年も経った今となっては、静かに眠らせてあげたい。
ところが、その安眠を妨げる連中がいる。
わが国でいうところの、日本市民団体とかいう連中だ。
彼らは靖国神社で大騒ぎして、合祀するなとかわめきだす。
靖国神社軍国主義の象徴とかいっているし、正直迷惑だ。
日本の神道には神道のやり方があるし、戦没者は宗教の有無を問わず
平等に合祀されているわけだ。もちろん金銭は発生しない。
遺骨もないので、神道をご存知ない方は、ただの慰霊碑があると
思ってくだされば良いと思う。
遺体を辱めることで、霊を罰することを「戮」という。
ここに遺体はないが、せっかく眠っていた霊を叩き起こし
大騒ぎすることが、果たして霊のためになるのだろうか。
彼らの行っていることこそ「戮」なのではないだろうか。